お口の疑問をわかりやすく解説!
歯ぎしり、歯槽膿漏、ドライマウスなどお口の健康ついてわかりやすくお伝えします。
質の高い暮らしのために、健康でいるために、みなさんは何を心がけていますか?
元気で活動的な生活をしたいと思っている人は多いと思います。
そのためには、「歯」がとても大切な役割をしていることがわかってきました。
おいしい(楽しい)と感じる人
ある調査(8020推進財団指定研究事業報告)で、食事を「おいしい(楽しい)」と感じている人は約20本の歯が残っているという結果が出たそうです。一方「おいしくない(楽しくない)」と感じている人は約11本だったそうです。
この調査から、「おいしい(楽しい)」と感じる人と「おいしくない(楽しくない)」と感じる人との違いは、「残っている歯の本数」に左右されていることがわかりました。健康で質の高い(幸せと感じる)生活を送るためには「おいしい」と感じることはとても大切です。
かみ合う歯(奥歯)の本数
その他、運動機能が高い人は歯の本数や咀嚼数が多い傾向にあり、かみ合う歯(奥歯)の本数が多い人ほど脚力や身体バランス能力が高い傾向にあるという調査結果もあるそうです。
みなさんは、1回の食事で何回噛んでいますか?
農林水産省によると、現代の食事は1食の咀嚼回数は620回、食事時間も戦前の22分に比べ半分の約11分だそうです。戦前の一食の食事に咀嚼する回数は1420回と現代の倍以上と報告されています。
咀嚼数が減少している理由は様々考えられますが、「食文化の変化」が一因であると考えられています。 TVの食レポでは、「とろとろ」や「柔らかい」「口の中でとろけるおいしさ」という表現が多く使われているように「柔らかさ」が美味しさのバロメーターになっています。
グルメ番組は、あくまで「美味しさ」や「指向性」を重視しがちですが、毎日の食卓では「咀嚼数と質の良い暮らし」を考えて献立を組み立てたいものですね。
とはいえ、硬いものばかり食べ続けるわけにはいかないですよね。噛み応えのある美味しい食事も日本食にはたくさんあります。最後に噛み応えのある食品を紹介したいと思います。
このランキングを見ると「咀嚼数=硬いもの」とは限らないので、上手に組み合わせて咀嚼数を稼げるメニューを管変えてみてはいかがでしょうか?
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