お口の疑問をわかりやすく解説!
歯ぎしり、歯槽膿漏、ドライマウスなどお口の健康ついてわかりやすくお伝えします。
今回は、毎日の歯磨きについてお話ししたいと思います。
皆さんは歯磨きをするとき、歯磨き粉を使用しますよね?
では、歯磨き粉はどのような基準で選んでいますか?
薬局やドラッグストアーなどに行くとたくさんの歯ブラシや歯磨き粉が並んでいますよね。
実は歯磨き粉は、目的に応じて含まれている成分が異なり、症状や目的に応じた歯磨き粉を使用するとより効果的にケアすることが出来ます。
目的に応じた歯磨き粉選び
成長期のお子様などの虫歯予防にはフッ素が多く入っているものを、歯周病が進行している方は薬効成分が浸透しやすいジェル状の歯磨き粉や歯周病に効く薬効成分が入っているものを選ぶと効果的です。
主な薬効成分としては、
歯周病の予防には、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、塩化リゾーチーム、グルクロン酸クロルヘキシジンなどの成分が効果的とされており、虫歯の予防には、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムがよいとされています。その他にも、
プラーク(歯石)の分解には、デキストラナーゼ、歯石の沈着を防ぐには、ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、
歯肉(歯ぐき)の活性化には、酢酸トコフェノール、トラネキサム酸、
知覚過敏を軽減したい場合は、硝酸カリウム、乳酸アルミニウムなどの薬効成分がよいとされています。
正しい歯磨きを心がけてください
ブラッシングも力を入れすぎないように、鉛筆を持つようにやさしく一本づつブラッシングをしてください。正しい歯磨きの仕方は、その方の口腔内の環境によって違いますが、基本的に共通しているのは、
皆さん、ご自分に合った歯磨き粉でオーラルケアを楽しんでください。
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