世田谷区下馬の歯科医院 渡辺歯科
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歯科治療の豆知識
自分で出来るブラキシズム対策
自分で出来るブラキシズム対策
ブラキシズムの治療は、患者さんの意識改善と生活習慣の改善が必要です。 この記事をお読みになって「ブラキシズムかな?」と思われた方は、まずは、かかり付けの歯科医院での診察をお勧めします。噛み合わせの不具合が原因の場合、適切な処置をして原因を取り除かなければ、繰り返してしまう恐れがあるからです。
その上で、日常生活の中で噛みしめをしないよう意識してください。
噛みしめが癖になっていると、いつの間にか歯を食いしばってしまっているものです。気がついた時に、噛み合わせを解いてあげましょう。
■リラックスした状態を作る(安静位空隙)
意識してリラックスした状態を作ることで、顎に負荷をかけない習慣を身につけましょう。
通常、口を閉じている時、歯も噛み合わせていると思います。
リラックスさせるためには、唇は閉じた状態で、上下の歯は合わせず、わずかに隙間ができる程度に離して下さい。このわずかに出来た隙間を安静位空隙と呼び、リラックスした状態となります。
この状態が習慣になある事で、無理な力がかからなくなります。
■食事は、丁寧に良く噛む。
ブラキシズムのある人は、やわらかい食べ物でも力いっぱい噛んでしまう癖があります。食事の種類によって噛む力を加減するなどして、顎への負担を和らげるよう心がけて下さい。
堅いものや噛み切りにくい食物は出来るだけ避け、噛む回数を増やし丁寧に噛むように心がけて下さい。また、一方の歯で噛むのではなく、左右均等にバランスよく咀嚼してください。
■睡眠時はリラックス&低い枕で!
就寝時、寝酒や考え事をしながら布団の中に入るとストレスでブラキシズムがおこりやすくなります。就寝前には、お気に入りの音楽などを聞きながらリラックスした状態で就寝してください。また、高い枕は、顎に負担がかかり噛みしめやすくなるので、出来るだけ避け、ご自分にあった高さの枕を選んで下さい。(背骨と首の高さが水平になる高さ)横向き寝も、顎に力が入り易いので寝姿勢にも注意が必要です。
私たちは、日常生活において、ほぼ無意識に口を動かしたり、顎に力を入れる動作を繰り返しています。知らずしらずのうちに、顎に大きな負担をかけてしまうブラキシズム。そのせいで大切な歯を失わない為に、リラックスした口元を意識して、快適な生活を送れるように心がけましょう!
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