世田谷区下馬2丁目の渡辺歯科です。
渡辺歯科は、患者様が無理なく健康な美しい歯を取り戻すことを大切に歯科医療に取り組んでいます。
渡辺歯科は、世田谷区下馬2丁目にある歯科医院です。世田谷下馬二郵便局すぐのところにあります。電車の方は三軒茶屋より徒歩圏内で来院していただけます。
03-3487-1910
東京都世田谷区下馬2-35-12-1F
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前回の「新しい年のスタートに新習慣を!」の記事の中で歯垢と歯石の関係についてお話ししました。
歯石とは、溜まった歯垢(食べかすや微生物)に唾液中のリン酸カルシウムが作用して出来るかたい石状の塊です。 歯石が出来ると、その上に沢山の歯垢がついて細菌の巣となります。
歯石の形成時は痛みを伴いません。
そのため、気が付いた時にはかなり進行している場合が多く、歯肉の炎症をはじめ歯根膜(歯を支える線維)や骨が侵されてしまうこともあります。
手遅れになる前にセルフチェックを!
・口腔内がネバネバ。
・口臭が気になる(言われた)
・歯茎が赤く腫れてきた。
・ウミや血が出た。
・歯がしみる
・歯の根元が黒く汚い
このような症状が一つでも当てはまったら、歯石がたまっている可能性があります。
歯石除去(スケーリング)を含めて、半年に一度は定期検診をお受けになり、事前に予防するのが健康管理の第一歩です。
口は最初の消化器官と言われています。食物を咀嚼することでかみ砕くとともに唾液と混ざることでデンプン質を糖に変え、吸収しやすい状態にすることで消化を助ける働きをしています。
唾液は、口腔内のほか食道、胃の粘膜を保護して傷がつきにくい状態にしています。
若い人は少ないと思いますが、私くらいの世代はひざなどを擦りむくと「唾つけておけば治るよ」と言われたと思います。実際、そのような時は消毒と絆創膏などで保護することをお勧めしますが、唾液にはキズを直す神経成長因子を全身に送り届ける作用があることが分かっています。また、この神経成長因子は、老化防止にも効果があると言われています。
過度の緊張や長時間の作業による精神的なストレスが原因で唾液の分泌が減少することがあります。唾液が減少することで、口臭がきつくなったり、インフルエンザなどの感染症にもかかり易くなります。
お年寄りに口臭が気になる方が多いのはこのケースが考えられます。
生活習慣によるドライマウスは、本人の生活改善も含めて治療をしていきます。
ドライマウスは、現在治療している病気がある場合、密接に関係しています。問診の際に投薬している薬の種類や病名などを伺いながら治療をしていきます。
何らかの原因で唾液腺が正常に働かなくなり、唾液の減少がおこるケースです。
まず、最初に痛みがある場合に、痛みを和らげるための治療を施します。
場合によってですが、口腔粘膜疾患が疑われる場合に、検査をおこなうケースがあります。
口腔内の保湿や唾液の分泌は治療にとても必要な要素です。唾液の分泌を促進する薬で保険が適用される物もあります。