世田谷区の歯科医院、渡辺歯科

世田谷区下馬2丁目の渡辺歯科は皆さんの健康を守る歯科医院です

歯の健康は、私たちの生活の中で
重要な位置をしめしています。

歯の健康は、私たちの生活の中で重要な位置をしめしています。世田谷区三軒茶屋にある歯科医院の渡辺歯科では、患者さんとのカウンセリングやコミュニケーションを大切にし、治療とともに予防にも力を入れています。

予防歯科について|虫歯の予防

オーラルテスターを使ったカリエスの測定

予防歯科|渡辺歯科
予防歯科|渡辺歯科

オーラルテスターとは、虫歯の原因であるミュータンス菌や唾液の量など調べる方法です。検査結果により虫歯になりやすいか否かを診断し適切な診療を行います。カリエスとは虫歯を指す言葉で虫歯のなりやすさのことを「カリエスリスク」といいます。このカリエスリスクが高いと虫歯になりやすく、低いとなりにくくなります。

ガムを噛んで唾液を出すだけの簡単な検査で、あなたのお口の状態が判ります。その日のうちに結果がわかりますので、適切な診療を行うためにも渡辺歯科では皆様にお勧めしております。

PMTC(物理的カリエス予防)

PMTCとは、お口の中の汚れや虫歯の原因菌を専門的なブラッシングで清掃する方法です。
頑固なバイオフィルム(歯垢)をブラシと研磨粒子の粗いペーストで磨き、除去します。
PMTC(物理的カリエス予防)予防歯科|渡辺歯科
次に研磨粒子の細かいペーストでエナメル表面を滑沢にしていきます。
歯の間の汚れや舌苔の除去など口腔内全体の清掃をしていきます。

フッ素塗布

虫歯は細菌が作る酸によって歯の表面が溶かされてしまう病気です。フッ素塗布とは、歯の表面にフッ素を塗布する方法です。この方法で歯の表面にフッ化カルシウムが作られ虫歯に強い歯になります。虫歯は酸性を好む細菌のため歯の表面全体を耐酸性にしてゆきます。

フッ素の働き

歯の表面のエナメル質にフッ化カルシウムが作られ虫歯に強い歯になります。 (初期の虫歯なら自然修復されることもあります。)
フッ素には、抗酵素作用・抗菌作用があり、細菌の働きを抑制し、酸を作らない状態を保ちますので、口腔内の環境を改善させます。

フッ素の安全性

フッ素は自然界の物質で私たちが毎日食べている物の中に含まれています。

魚、海草、牛肉、ミルク、にんじん、ジャガイモ、、りんご、お茶  などなど・・・

しかし、フッ素は塩と同じで取りすぎには注意しなければなりません。

歯医者さんや保健所では、フッ素塗布を行ってます。
特に乳幼児や6歳程度までのお子様はフッ素入りの歯磨き粉を利用するなどして、継続的なフッ素塗布をおすすめします。

予防歯科の参考費用

  • 細菌検査
  • お口の中の歯周病の細菌を顕微鏡で検査して、歯周病が悪化する前に内科的に予防治療をする方法です。
  • 無料
  • カリエスリスク検査
  • 虫歯のなりやすさの検査です。これにより、早期に虫歯を予防していきます。
  • 無料
  • PMTC / フッ素塗布
  • ホワイトニング効果も十分にあるFAPを歯に塗布する事で、歯の表面に人工エナメルである、フッ化アパタイトを作り、歯のクリーニングと、フッ素塗布もセットした予防治療です。
  • 保険適用内
歯科治療の豆知識
  • 鼻呼吸でインフルエンザ予防?
    • 唾液の浄化作用についてお伝えしたいと思います。
      人は一日のうちに約1.5リットルの唾液を分泌しています。
      唾液の分泌により、口から細菌が入り込まないように殺菌、抗菌しています。

      ただし、これは口を閉じている状態が維持されていないと起こりえません。

      口をぽかんと開けていたり、口呼吸をしていると口の中が乾燥してしまい、唾液の分泌が少なくなってしまします。もともと唾液には、抗菌、殺菌作用があり、歯のエナメル質にカルシウムやリンが沈着するのを防ぐという性質があります。

      鼻呼吸のススメ

      2年ほど前には新型インフルエンザが各地で猛威を振いましたが、口腔内が乾燥している場合と唾液で満たされている場合とでは、免疫機能に大きな差ができてしまいます。
      ぽかん口を直して鼻呼吸の習慣をつけ、免疫系統を正常に保つことで感染を最小限に抑えることができると考えます。もちろんうがいや手洗いは必須ですが、無防備に口を開いて口腔内を乾燥させると、細菌の体内への侵入を許してしまうことにつながります。
      せっかく口腔内の免疫機能を持っているのですから、その能力を最大限に活用しない手はないですよね!ぜひ、鼻呼吸の習慣を身につけて、健康な生活を送りたいものです。
  • 虫歯になりやすい歯とブラッシング
    • 虫歯になりやすい歯を知って正しいブラッシング!
      夏の暑さが和らぎ、秋の気配を感じるようになると・・・
      秋と言えばやっぱり「食欲の秋」ですね。
      おいしいものが沢山あって目移りしてしまう季節ですがそんな季節だからこそ、お口の中も清潔に保ちたいものです。
      毎日の歯磨きは、口腔内のケアのためにとても大切ですがついつい惰性で磨いてしまいがちですよね。
      そこで今回は、正しいブラッシングのために、虫歯が出来やすい個所についてお話したいと思います。

      虫歯の原因となる「食べ物の汚れ」は、
      「奥歯の噛み合わせ面にある細い溝」につきやすく虫歯になりやすいと言われています。

      また「隣り合った歯と歯の間」や「歯と歯茎の境目」にも汚れが付きやすく虫歯の原因となります。

      前歯は汚れが付きにくく虫歯にならないと思いがちですが、上の前歯は唾液による洗浄効果が少ない為、虫歯になりやすいと考えられていますので、前歯の歯と歯茎の境目も注意が必要です。

      特に親知らずは、様々な原因から虫歯になりやすい歯として注意が必要です。
      つい習慣で、なんとなくブラッシングをしてしまいがちですので汚れのつきやすい個所を知った上で、無駄の無いブラッシングを心掛けて下さい。
  • 歯周病は感染症?
    • あるテレビ番組で唾液と口臭の話題が取り上げられていました。
      その中で、口臭の原因となる口腔内細菌の顕微鏡映像を写していました。
      当医院の患者さんの中には、ご自分の唾液の映像を見たことのある方もいらっしゃるかと思いますが、口の中は雑菌でいっぱいです。その中で特に口臭の原因となる菌が「虫歯菌」と「歯周病菌」です。
      特に「歯周病菌」は強烈な臭いを放つとともに、口の健康状態を阻害していきます。

      この歯周病菌は、もともとは口の中に存在しない菌だということをご存知ですか?

      生まれたばかりの赤ちゃんは、口の中には歯周病菌はいないのですが、親からのスキンシップ(主にキス)や親が使ったスプーン、食べかけの食物などを介して徐々に感染します。

      実はこの歯周病は人間だけの事ではないのです。
      今は、多くの方がペットを飼っていますが、ペットも飼い主のスキンシップなどにより歯周病に感染していしまいます。ペットや赤ちゃんは、言葉を話すことが出来ません。大人である私たちが、注意しなければならないことです。
      しかし、どんなに注意をしていても、感染してしまうことはありますよね!
      そのため当院では、歯周病予防の為にしっかりとした歯磨きをして頂くよう患者さんに呼びかけています。一人ひとりが歯周病を予防するとともに、「歯周病にならない」「歯周病をうつさない」という意識が大切です。

      そのためには、歯周病をしっかりと治療し、予防することが第一です。
  • 喫煙で影響を受ける器官は?
    • 最初に影響を受ける器官はお口です。喫煙者の口の中では何が起きているのでしょう?
      1. 歯面へのタール(発ガン性物質)の付着
      2. ニコチンの影響で毛細血管が収縮し歯肉は暗紫色に。
      3. 病気が進行しても出血などの炎症反応が現れにくい。
      4. メラニン色素が多く沈着する
      5. 歯肉は繊維性で、ゴツゴツした感じにより肥厚する。
      6. 特に煙が直接あたる上あごの粘膜では隆起が著しい。
      7. 角化が進み、白斑が現れる。など
      喫煙の健康への影響
  • ブラキシズムについて
    • あまり聞き慣れない言葉ですが「ブラキシズム」という言葉をご存知ですか? 顎や口周りの習慣的な癖(口腔習癖)の総称として歯科で使われる専門用語です。
      「歯ぎしり」や「噛みしめ」などがブラキシズムの代表的な症状です。
      ブラキシズムは、ほとんどの方が自覚症状がなく、睡眠中や、力仕事やスポーツ、長時間の緊張状態の時に、無意識に行っている事が多く、いつの間にか歯が割れていたり、顎を動かすたびにカチカチ音がするようになり、原因がわからぬまま来院されるケースがほとんどです。
      ブラキシズムは、本人の意識とは関係なく行われる為、治療が難しいと言われています。

      よく歯の詰め物が外れる
      虫歯でもないのに歯がしみる

      などの症状もブラキシズムのケースが考えられます。
      しかし、ブラキシズムのメカニズムについては、まだ十分に解明されていないのが現状です。
      ブラキシズムの原因として推測されている原因は2つ。

      ・局所的因子(口の中の原因)‥…噛みあわせの異常

      ・全身的因子(精神的因子)‥‥‥日常生活でのストレス

      しかも、必ず起きるわけではなく、検査や判定も難しい。
      ブラキシズムから歯を守るためには、まずは「自覚する」こと!
      毎日の生活で、歯をかみしめていないか意識してみたり、夜、歯ぎしりをしていないかなどを家族に尋ねてみるなどして確かめてみるのも良い方法でしょう。ブラキシズムに関しては、何回かに分けてお話していこうと思います。
  • ブラキシズムの影響
    • 人の噛む力は、強い人で70kg以上と言われています。
      ブラキシズムは、その強い力が無意識に継続して歯、歯ぐき、歯を支える骨やその周囲の組織に加わるため、さまざまな弊害や影響を及ぼします。

      ブラキシズムによる主な影響

      エナメル質がすり減り、象牙質が露出してしまう。
      知覚過敏になり虫歯がないのに歯がしみる。
      かぶせ物や詰め物が何度も外れる。
      歯が割れる(特に神経を抜いてる歯は割れやすくなります)
      歯周病の症状の悪化(または促進)
      顎関節症(あごの痛みなど)
      口のまわりの筋肉の痛み
      あごのずれ
      顔面の変形
      頭痛・肩こり
  • ブラキシズムの症例
    • 歯ぎしりなどのブラキシズムは、無意識のうちに起るので突然、症状が出ると思う方が多くいらっしゃいます。
      例をあげると、

      目が覚めたら口腔内に痛みを感じた。
      突然奥歯がぐらぐらとして、痛くて朝食を食べる事が出来なかった。
      ちゃんと歯磨きをしているのに、歯ぐきが腫れて痛むようになった。

      など、朝に症状を訴えるケースが多い為、「突然痛む」と感じるようです。
      しかしながら歯ぎしりなどのブラキシズムが原因の場合、
      睡眠時に大きな力が加わり続けるため、歯や歯茎が持続的にダメージを受け、硬いはずのエナメル質もすり減ってしまい、ついには歯が割れてしまうこともあります。歯周病にかかっている場合、歯肉や骨の状況が悪化することかあり、歯周病の進行を早めてしまうことがあります。
      無意識の事とは言え、初期段階では自覚症状があります。

      冷たいものが歯にしみる(知覚過敏)
      歯のかぶせ物がよく外れる

      顎の関節がカチカチ音がするなど、日常生活の中でサインが出ている事が多いので、心当たりがある方は、ご家族に歯ぎしりなどをしていないか聞いてみるのも一つの方法です。
  • こんな人はブラキシズムかも?
    • 自分では気づきにくいブラキシズム。
      そこで、ブラキシズムの方に特有の症状を抜粋してみましたので、ご自分に当てはまるかチェックしてみて下さい。

      ・睡眠時に歯ぎしりをしていると言われる
      ・無意識に歯をかみしめている事がある
      ・原因に覚えがないのに歯が欠けたことがある
      ・口腔内に歯の跡がついている事がある(舌や頬の内側など)
      ・歯がすり滅っているように感じる
      ・肩こり、頭痛が多い

      これらの項目に複数該当する場合は、ブラキシズムである可能性が高い方です。
      上記以外にも、予備軍として下記のような症状もあります。

      ・詰め物が外れやすい
      ・顎の関節が痛かったり、会話をしているとカクカクいう
      ・歯の先端がすり減っている
      ・歯ぐきが隆起しているところがある
      ・歯の付け根がくぼんでいる
      ・知覚過敏がある
  • ブラキシズムの治療
    • なぜブラキシズムを治療しなければならないかと言うと、ブラキシズムを放置すると歯を失うリスクが高くなるからです。
      口腔内の環境は、ストレスや食習慣などの日常生活と密接に関係しています。
      ブラキシズムにより過度な力が加わることで 、虫歯が進行している場合は、歯が割れてしまう場合があります。また、歯周病などが進行している場合は、最悪のケースでは歯を失ってしまうこともあります。
      ブラキシズムの破壊的な力から歯を守る為には、早期発見と適切な治療が必要です。
      まず、患者さん自身にブラキシズムを自覚してもらい、無意識に行われる習慣を意識することで、歯や周辺組織への負荷を軽減していきます。
      患者さんに自覚してもらった上で、睡眠時の歯ぎしりやバランスの悪い歯並びなどについて対処していきます。
      夜間の歯ぎしりなどの対応については、患者さんの歯列にあったナイトガードというマウスピースをカスタムメイドし、就寝時に装着してもらう方法が一般的です。
      歯並びに原因がある場合、噛み合わせを調整することで、一カ所に負荷がかからないように噛む力を分散させます。
      過度な歯列異常がある場合は、歯列矯正が必要な場合があります。
      ※治療により急激な噛み合わせの変化がおこると過度のストレスとなり、ブラキシズムがさらに強くなるケースがありますので、噛み合わせの調整や歯列矯正を行う際は、段階を踏むなどの注意が必要です。次回は、日常生活で自分で出来るブラキシズム対策をご紹介します。
  • 自分で出来るブラキシズム対策
    • ブラキシズムの治療は、患者さんの意識改善と生活習慣の改善が必要です。 この記事をお読みになって「ブラキシズムかな?」と思われた方は、まずは、かかり付けの歯科医院での診察をお勧めします。噛み合わせの不具合が原因の場合、適切な処置をして原因を取り除かなければ、繰り返してしまう恐れがあるからです。
      その上で、日常生活の中で噛みしめをしないよう意識してください。
      噛みしめが癖になっていると、いつの間にか歯を食いしばってしまっているものです。気がついた時に、噛み合わせを解いてあげましょう。

      ■リラックスした状態を作る(安静位空隙)
      意識してリラックスした状態を作ることで、顎に負荷をかけない習慣を身につけましょう。
      通常、口を閉じている時、歯も噛み合わせていると思います。
      リラックスさせるためには、唇は閉じた状態で、上下の歯は合わせず、わずかに隙間ができる程度に離して下さい。このわずかに出来た隙間を安静位空隙と呼び、リラックスした状態となります。
      この状態が習慣になある事で、無理な力がかからなくなります。

      ■食事は、丁寧に良く噛む。
      ブラキシズムのある人は、やわらかい食べ物でも力いっぱい噛んでしまう癖があります。食事の種類によって噛む力を加減するなどして、顎への負担を和らげるよう心がけて下さい。
      堅いものや噛み切りにくい食物は出来るだけ避け、噛む回数を増やし丁寧に噛むように心がけて下さい。また、一方の歯で噛むのではなく、左右均等にバランスよく咀嚼してください。

      ■睡眠時はリラックス&低い枕で!
      就寝時、寝酒や考え事をしながら布団の中に入るとストレスでブラキシズムがおこりやすくなります。就寝前には、お気に入りの音楽などを聞きながらリラックスした状態で就寝してください。また、高い枕は、顎に負担がかかり噛みしめやすくなるので、出来るだけ避け、ご自分にあった高さの枕を選んで下さい。(背骨と首の高さが水平になる高さ)横向き寝も、顎に力が入り易いので寝姿勢にも注意が必要です。
      私たちは、日常生活において、ほぼ無意識に口を動かしたり、顎に力を入れる動作を繰り返しています。知らずしらずのうちに、顎に大きな負担をかけてしまうブラキシズム。そのせいで大切な歯を失わない為に、リラックスした口元を意識して、快適な生活を送れるように心がけましょう!