お口の疑問をわかりやすく解説!
歯ぎしり、歯槽膿漏、ドライマウスなどお口の健康ついてわかりやすくお伝えします。
前回の「新しい年のスタートに新習慣を!」の記事の中で歯垢と歯石の関係についてお話ししました。
歯石とは、溜まった歯垢(食べかすや微生物)に唾液中のリン酸カルシウムが作用して出来るかたい石状の塊です。 歯石が出来ると、その上に沢山の歯垢がついて細菌の巣となります。
歯石の形成時は痛みを伴いません。
そのため、気が付いた時にはかなり進行している場合が多く、歯肉の炎症をはじめ歯根膜(歯を支える線維)や骨が侵されてしまうこともあります。
手遅れになる前にセルフチェックを!
・口腔内がネバネバ。
・口臭が気になる(言われた)
・歯茎が赤く腫れてきた。
・ウミや血が出た。
・歯がしみる
・歯の根元が黒く汚い
このような症状が一つでも当てはまったら、歯石がたまっている可能性があります。
歯石除去(スケーリング)を含めて、半年に一度は定期検診をお受けになり、事前に予防するのが健康管理の第一歩です。