お口の疑問をわかりやすく解説!
歯ぎしり、歯槽膿漏、ドライマウスなどお口の健康ついてわかりやすくお伝えします。
口腔内ケアというと歯石やプラークなどの歯の健康をイメージしますよね。
口腔内の汚れは、歯や歯茎の隙間の汚れ以外にもあるのです。
それが舌の汚れです。
正確には舌の苔と書いて「舌苔」と言います。
舌は健康な状態ではきれいな白色を帯びたピンク色をしています。この時の口腔内は、善玉菌が優勢で細菌バランスが整った状態にあります。
生活習慣の乱れや不衛生な状態が続くと、舌の表面にある舌乳頭の間に細菌が増殖することで舌苔が発生します。放置しておくと舌苔に溜まった細菌がアルコールや、グルコースを代謝してアセトアルデヒドを産生することが報告されています。
アセトアルデヒドとは、アルコールを代謝する過程で発生し、煙草の煙にも含まれる発がん性物質です。
だからと言って、歯磨きの際に歯ブラシでゴシゴシするのは要注意です!
舌の表面には味覚を司る味蕾(ミライ)という器官があります。とてもデリケートな器官で、ブラッシングによって傷つき味覚障害を引き起こす原因にもなります。また、舌苔を引き起こす原因は、消化器系や耳鼻に関係することもありますので、「ただの舌のよごれ」と思わずに専門医に話を聞いていただくことをお勧めします。