世田谷区下馬の歯科医院　渡辺歯科

日ごとに寒くなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
緊急事態宣言が解除されたものの、政府および自治体からは変わらぬ感染予防対策を求められています。
早いもので今年も残すところ２か月となりました。
今回は、年末に向けて医療費控除についてお話ししたいと思います。

医療費控除とは
医療費控除とは、自分自身や家族のために1月1日～12月31日（1年間）までの期間に支払った医療費（各種保険診療、自費診療）の合計が10万円を超えた場合に、支払った所得税の一部が控除される制度です。
（10万円：公的一時金・補助金や医療保険の給付金の支給分を差し引いた金額となります）

控除を受けるには
控除を受けるには確定申告が必要となります。
医療費控除の申告は、翌年の2月16日から3月15日までに管轄の区役所・市役所・税務署などで受付けており、現在は郵送やインターネットでの申告も可能です。

医療費控除される歯科治療内容
歯医者で医療費控除の対象となる治療内容に次のようなものがあります。

• インプラントの費用
• 自由診療費（ゴールド・メタルボンド・セラミッククラウン、セラミックインレーなど）
• 虫歯や歯周病
• 親知らずの抜歯
• 入れ歯の費用
• 発育段階にある子どもの歯列矯正
• 成人の噛合わせ改善治療の矯正（美容目的ではない）

• 治療費のほか、歯医者への通院のために発生した電車やバス・タクシー代、薬局で購入した歯痛止めの医薬品などはすべて医療費控除の対象となります。
• ホワイトニングや美容目的の治療は対象外となります。
• 歯科ローンを利用した場合も金利・手数料を差引いた金額が控除の対象となります

【参考サイト】

医療費を支払ったとき（医療費控除の概要：国税庁ホームページより）
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1120.htm

医療費控除の対象となる歯の治療費の具体例（国税庁ホームページより）
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1128.htm

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