お口の疑問をわかりやすく解説!
歯ぎしり、歯槽膿漏、ドライマウスなどお口の健康ついてわかりやすくお伝えします。
寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大が猛威を振るっています。
当院では院内感染予防対策を実施し、医師・スタッフ・患者様の感染予防対策を実施しております。院長・スタッフ全員検温実施しております。
また、患者さんにおかれましても診療前の検温やマスク着用・手指の消毒にご協力いただきありがとうございます。この場をかりて感謝申し上げます。
感染性(細菌性)心内膜炎
コロナ禍でマスク生活が長引く中、口腔内環境を清潔に保つことが重要視されています。
口腔内環境の悪化により増幅した口腔内細菌は、血管内に侵入することによる様々な疾患を引き起こします。
その一つに「感染性(細菌性)心内膜炎」という病気があります。
感染性心内膜炎とは、血液の中に入り込んだ細菌が、心臓の中に入り込み弁や心内膜に付着し、小さな傷に炎症を起こしたり、弁を壊してしまったりする感染症です。
注意が必要な方
先天的に心臓に異常がある人や人工弁が入っている人がかかりやすいといわれていますが、
歯科衛生状態のよくない人や、長年にわたって透析を受けている方、糖尿病など、免疫状態の悪い場合にも注意が必要だとされています。
症 状
症状としては、心臓の弁が破壊されることによる心不全の症状のほか、
など新型コロナウイルス感染症と似た症状が報告されています。
また、心臓から全身に細菌が流れていくことで塞栓(そくせん)が起こり脳梗塞や臓器障害を引き起こすこともあります。
発症リスクを減らすために
口腔内環境を清潔に保つことでそのリスクを減らすことが出来ます。
歯科医院では、初期虫歯の治療をはじめ、口腔内の洗浄(スケーリング)、歯石除去、定期健診など口腔内環境を良好に保つ仕組みがあります。
感染症が気になる昨今ですが、毎食後のブラッシング習慣を身につけて良質な口腔内環境を手に入れてください。
好環境を保つことで、歯や歯茎は良質な状態に復元する力を持っています。
口腔内を清潔に保って、コロナに負けない健康な体で実りのある一年にしたいものです。
Break Time「絵画」ソウザ オリヴェイラ広場 ナザレ
Break Time「絵画」フィレンツェのリストランテ